ありがとう

ほんとは書かないつもりだったのですが、ごめんなさい。
これは、今、たぶんいくつかの後悔と共に
立ち止まったままでいてしまっている自分のために
解き放つために書いています。

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私が18、9の頃に出会った仲間で、一緒に浴びるほど酒を飲み
その後も夫婦共々家族ぐるみで仲良くさせてもらってた大切な友人から
癌の再発、転移でステージ4という連絡をもらってから1年半。

使命を全うして、
彼が大好きだった阪神の優勝も見届けて
亡くなったと 連絡がきました。

悲しいとか悔しいとかいう感情ではなく、
あれから10日ほど経ちますが、
近所でいつも顔を合わせていたとかいうわけでもないので実感もなく、
でも、なんというか、ぽっかりと穴が開いたような感じです。

転移の連絡をもらった後も、変に気を使ったりしないで
会いたいよ、と そのままを素直に伝えていた
夫と彼も私も奥さんとも何度もLINEでメッセージのやりとりをして
まだまだ死ぬつもりなんてねーし
って言ってた
結局会うことは叶わずだったけど。

最後の一か月の話も聞いて。
たくさん体も大変だったし、つらかっただろうけど
子どもたちの成長を見守れないことも、とっても悔しかったと思うけれど
互いを慈しみながら、穏やかに満ち足りて最後の時間を過ごしたのかな、とか
奥さんの言葉を聞きながら思いました。

いっぱい、いっぱい、がんばったね。

子どもたちがお酒を飲めるようになったら
一緒に飲みたい そんでいつか話してあげたい

若かりし日の君たちのお父さんはムキムキマッチョだったこと
いつも一緒に飲んではバカなことばっかり言って
変な顔の、ふざけた写真ばっかりだけど
いつだってとっても優しくて、いいやつだったこと。
大学に入ろうと頑張ってた頃のお父さんの
バイクの後ろに乗って、一緒にTOEFLを受けに行った思い出。
お父さんお母さんの結婚式は、とってもとっても温かくて素敵だったこと。
夢を追いかけるために私が日本へ旅立つとき、空港まで見送りにきて、渡してくれた手紙。
いつだってとっても前向きで、ポジティブな彼に、いっぱい励まされたこと。


出会えて、友達になれてよかった。
これからもずっと友達でいたいと思う。

身体的な苦痛から解き放たれて、ゆっくりおやすみなさい。

 ◆ ◆ ◆

そしてまた改めて思い、息子にも改めて伝えたのは
もう息子たちが小さなころから、何度もしてきた話。
私だって誰だっていつ死ぬかもわからないんだから、
いつ死んでもいいように。
どんなことしたって、絶対悔いは残るけれども、少しでも後悔が減るように。
寝る前には、別れる前には、大事に思っている人とは必ず仲直りをすること。
ケンカしたまま別れないこと。
しっかりごめんなさいと伝えたり、ありがとうを伝えたり、
愛していることをしっかり伝えるように 私はしている、ということ。

だから私は息子たちが生まれてきてから毎日
一緒に居る間は、毎晩寝る前に必ず伝えている。

愛してるよ。
生まれてきてくれてありがとう。

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